仏教徒じゃないのでと言いつつも
お彼岸とお盆には飾りつけをしてみたりする。
もはや季節のイベントとして楽しみだったりする。
母の写真を飾り
母の好きなものを並べて
新しい仏花を用意する。
今回の写真は
私が撮った夏らしい涼しげな母の姿。
写真を飾るたびに
「どうして母は今いないんだろう」と
いまだに不思議に思う。
死とはいったいなんだろう。
まだ答えが見つかっていない。
なぜなら生前と今とで
母の存在の大きさはさほど変わらないから。
父はこういうの嫌いだろうなと
以前は思っていたが
飾れば飾ったで
「写真が変わったね!」と
これまたいそいそと楽し気に
「チーン」と高らかにリンを鳴らしている。笑
うちのやり方はたぶんこれでいいんだろう。