こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

エストロゲン

よく女優さんがある時期から急に

やたらくちびるを強調するようになるのを

なんでだろうと思っていた。

 

今ならすごくよく分かる。

そうエストロゲンが減少すると

くちびるがペタンコになるのだ。

ふっくらタラコ唇を作りたくなる気分。

 

どうも「支え」があちこちで外れるらしく

胸の脂肪を吊っていた筋が落ち

骨盤底筋がゆるみ

血管壁の支えがもろくなって下肢静脈瘤

まぶたが上がらず垂れ下がり

くちびるが薄くなって乾く。

 

どれも病気ではないし

人から見れば

大したことではないのだけれど

これらが身体に一気に発生すると

さすがに「なんかもう終わり感」がすごい。

 

筋トレしたり歩いたり

マッサージやサポーター巻いたりして

何とかごまかしながらいなしていけるが

くちびるの炎症が続くのはダメージ大きい。

 

それを治すため化粧油(ワセリンリップ)を

ベトベトに塗っているのだが

これはもしかしたら他人から見て

(いい年して何あれ気持ち悪い)

的に映っていたら困るなぁと思いつつ

塗らないと秒で血が出るのでやむなし。

 

高齢の女性タレントさんが

胸を寄せてあげて強調するのも

「なぜにそこまで・・・」と思っていたが

人生後半の女性の身体は本当に手間がかかるのだ。

そしてそのお金と時間をかけた成果を

誇らしげに見せたかったりするのだ。

 

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