訪看さんが来るようになり
なんとなく生活にリズムがついた。
週に一度の訪問に合わせて
着替えとかリネンの洗濯とか
おなかの具合とか
ご飯の調整とかを
無意識だけど気にかけている。
父は意外にも
「介護される人」に向いている。
従順で穏やかで
何よりちゃんと感想を言う。
「ああ気持ちよかった」
「すっきりした」
「楽になった」
思ったときにすぐ口にするので
訪看さんもツボるようで
「よかったです~」
「本当ですか!」
などと応えているのが聞こえる。
なんか楽しそうで良い循環。
どうやら癖になったらしく
私にも
「(配膳のとき)ありがとう」
「これ美味しいね」
「ああ美味しかった」
などと言うようになった。
今まで聞いたことのない言葉が増えて
「え?今なんて?」
「どどどれ?どれが美味しいの?」
っていちいち驚いて聞き直している。笑