「そうだ 洗濯機を買い替えよう」
介護で悩ましいあのニオイは
シーツも布団もしっかり洗ったのに
どうしても抜けなくて
洗濯機本体もクリーニングするので
水道屋さんが「漏水では?」って
言って来るんじゃないかと思うほどに
大量に水を使う日が続いた。
その間ずっと
「早く洗濯機を新しくせねば!」
と念じ続けていたのだった。
片付けに追われていて忘れていた。
介護が終わって
全部洗い直したのに
結局ニオイがとれなかったシーツや毛布は
リサイクルに出して処分。
あんなに必死に洗ってたのは
いったい何だったのかと思うほどに
あっけなく目の前から消えてしまう。
そして都合よく
耐用年数を越えた洗濯機は
終わりを知らせるピー音が
鳴らなくなってしまった。
ちょうど洗剤も変えようと思っていたので
洗濯機を思い切って買い替えよう。