こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

自閉症が悪化している

一緒に暮らしていた時は

ホメオスタシス同調を駆使して

わりと意識を引っ張り上げていられたけど

ぷっつり離れて4カ月

父はもともとの閉じこもりに戻ってしまった。

 

認知症ではないし

記憶は稼働している。

 

父は数年前から

私の存在と私がやってきたことを認め始め

涙を流してあやまったり

感謝を述べたりしてきた。

 

人としてのゴールに向けて

とてもよい意識状態にたどり着いたと

思っていたのだけれど。

 

面会に行ったら

私の顔を見ようともしない。

目をつむったまま受け答えだけはする。

 

あーあ自閉症に逆戻り。

私への罪悪感炸裂と

いろいろ思うことがごっちゃになって

本人は会いたくなんかないんだろう。

ややこしいこと現世のあれこれは

なかったことにしたいんだろう。

 

そこはもう本人が

自分自身とどう向き合うかだけだから

私がどうこうできることではない。

 

ずっとうつむいた後ろ姿。

 

一度はあんなに泣いて

手放しで本音を話せるほどに

オープンになった心も

またすっかり閉じてしまい

小さく 固く 遠くなってしまった。

 

施設にとっては

手がかからず穏やかで問題のない入所者だけど

やっぱりもう一度

連れて帰るべきなのかな。

 

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