こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

耳をふさぐ

父の聴力がさらに悪化。

大声で話しかけても

5回くらい繰り返してやっと届く。

 

身体は心の表現である。

父の耳は

「もう私の言うことなんか聞きたくない」

ってことだと思っている。

 

認知症はキャパオーバーの具現化で

依存症の入口は適応障害からの現実逃避。

父の耳が聞こえないのは

自分の世界に閉じこもりたいから。

 

それはたぶん私だけじゃなくて

母と暮らしていた頃からだろう。

母の妄想とヒステリーは

いま思い出しても恐ろしく

モロに向けられた父が

常に耳をふさいでいたのはやむを得ない。

 

もっともその態度が

母の感情に油を注ぎ

いつも父がケガだらけだったのは

どっちもどっちと思わなくもないが。笑

 

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