こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

母の庭

玄関には大きなツゲの木

隣家との境にはきんもくせいの巨木

真ん中には私が生まれた年に植えた椿

リュウゼツランは巨大化してよく花をつけた。

 

その隙間にはツツジ水仙

風鈴型の花がつく小さな樹。

 

ボケには毎年実がなったし

気まぐれに植えたミカンの種が

大きくなって実をつけたり。

 

今思えば小さいながらも

にぎやかでゆたかな庭だった。

 

統一感がないのが母らしく

全体ではなくそれぞれの命を

じっくり独特な角度で

母は見つめていたような気がする。

 

 

おまけ

父のベランダ菜園で

甘いトマトが収穫できました。

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