こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

生きるということは

介護の現実に追われていると

「今自分が何をしているのか」

という全体像を見失う。

 

目の前の小さなことにとらわれて

トンネリングを起こすのだ。

 

本を整理していてふと手に取った

「それでも人生にイエスという」フランクル

を再び読み返している。

 

生きることを放棄しようとした頃に

すがりつくように読んだ本なので書き込みだらけ。

でもこの本は本当に不思議で

どれだけ苦しくても生きていくのだ

という気にさせる筆者の深い言葉の数々。

 

ああそうだった実存ってこういうことだった

って改めて思い出す。

 

目の前の小さいことではなくて

親の人生 そのいのち 関わる祖先たち

そんな視点を思い出して

まあ目の前の介護の現実くらいならなんとかなるわ

と気持ちをリセットできるのだ。

 

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