長年健康を誇っていた父も
さすがに高齢になるとあちこち異変が出てくる。
血液検査でも基準値をはみ出すことしばしば。
長年体調管理をしている家族としては
それがいつも指摘されることで
大したことはないってことも知っているが
まあまあ大きい病院の若い先生は
初めて父を診察しその数値に反応する。
そのままマニュアル通りに検査予約に突き進み
次回は朝食を抜いて来てください
みたいな騒ぎになったことがあり
これを機に病院を変えることにした。
高齢者の医療はそうじゃないよね?
同じ病院でも年配の医師の場合
「まあお歳ですから良しとしましょう」
「あんまり食べ過ぎないようにねぇ」
などとお茶を濁してくれていた。
数字で診る医師とその人を診る医師。
年齢を重ねるとはまさにこういうこと。