オーラと言えるのかは定かではないが
顔色や漂う空気感で
気が付くことも増えてきた。
テレビに映っている人や
街中の見ず知らずの人でさえ
キラキラ輝いている人と
くすんでいる人ははっきり分かる。
メールにもそれは乗ってくる。
父がたまにどんよりした空気を背負って
起きてくるときには
いつも以上に食欲もなく
だるそうで一日寝ていたりする。
落語「死神」はよくできた作品だなあと
最近つくづく聞き直している。
『病人の足元に死神がいる場合は助かるが
枕元にいたら寿命』という
設定からしてすごいリアリティ。
父についているとしてもまだまだ足元。
と死神が消える呪文をとなえたわけではないのに
たまに食欲が出た翌日などは
明らかに体力が満ち満ちているのが見える。
これを
オーラが違う!と言いたくなるわけ。