こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

よくしゃべる父

タガが外れたように

急にしゃべるようになった父。

 

依存度が強くなったというか。

 

これまでは「何かやらかすんじゃないか」と

私がアンテナを張り続けていたけど

最近は父がまるで「置いて行かないで」

とでも言うかのように

せっせせっせとすき間を埋めるがごとく

私に話しかける。

 

やっぱり少し始まってるのかな。

つきまとい的な症状というか。

 

もっとも私のゼロか100かの性格は

母と私のケンカで分かっているだろうし

もういいやって見放したら

静かにいなくなる私を知っている。

 

実際何回も家出したからね。

 

だから怖いんだろう。

今私が黙っていなくなったら

困るって分かってきたんだろう。

 

私だって

母とのケンカでテーブルをひっくり返した

父の若き姿を覚えている。

だからなるべく波風を立てないように暮らしてきた。

 

お互いがお互いの顔色をうかがいながら

ここまでやってきてどうやら最近

立場は逆転したみたい。

 

これが父の老いなんだろう。

 

ykaigo.hatenablog.com