喪中はがきが親戚から届く。
ああそうだった
今年亡くなったんだと
他人事のように思い出すけど
当事者はまだ渦中で落ち着かない日々だろう。
ずいぶん前に知り合いのお父様が
12月27日に亡くなったことを聞いた。
年賀状出しちゃったんじゃないの?
ってなぜかすごく気になった。
それ以来病人を抱える身としては
年賀状は年が明けてから出すようにした。
あるいは来た人にだけ出す。
年が越せるかどうか
毎年ヒヤヒヤしながら準備を続ける。
越せなかったら祝いどころではないし
無事に越せたら「なんで用意してないんだ」
って話になる。
なのでこの10年くらいは
どちらに転んでも
不備のないようにしてある。
無駄が出ないように
本人に気付かれないように。