父の終活はほぼ終わっているが
年賀状だけはまだ続いていた。
もし父がいなくなった後
年に一度挨拶状を送ってくるだけの人に
喪中葉書をいきなり送りつけるのも
もう距離感が違うだろうと。
だから母が亡くなってからは
年賀状は送ってきた方にだけ
返事を出すようにした。
一人減り二人減り
穏やかにフェードアウト。
昨年親族の中で
一番気づかいの人だった方が亡くなって
年末には旦那さん名で喪中葉書も届いた。
その空気を察知したのか
他の親族もしめしあわせたように
今年の年賀状は届かなかった。
もっとも年末にそれぞれ私が
電話やメールで直接近況を伝えたので
父の具合の悪さも伝わっているし
それぞれも決して万全ではないものね。
これで父の終活年賀状は完了。