こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

平行線のまま

専門家たちも頭を悩ませている

非協力的な親族の存在。

我々の学びの場でもたびたびテーマに上がる。

 

うちもそうなんですよと事例提供しつつ。

 

どうして協力してもらえないんでしょうね。

損失回避?責任放棄?

お金にならないから?

刑事罰がないから?

過去の記憶が邪魔している?

 

経験豊富なプロ集団が時間をかけてさえ

「これだ!」という答えは見つからない。

 

なぜなら検討している我々の側は全員

対極の考え方で生きているから。

 

自分の家族と親の面倒を見てなおかつ

他人の面倒まで引き受けようという人たちで

講師や関係者は全員それを仕事にしている方々。

 

拒否する側の人が一人もいないから

分かりようがないのだ。

 

犯罪心理学とも違うし

認知科学や心理学を駆使したところで

個々の感情論なのだろうから

事例から推測するとか

文学の世界に頼るしかなくなる。

 

そして拒否する側の人は

自分の心理状態を描写することなんてできないだろうし

考えていることを言語化することすら難しいだろう。

 

だから答えは出ない。

永遠に平行線のまま我々の試行錯誤は続く。

 

ykaigo.hatenablog.com