抜けるような青空の朝は
まずは氏神様に向かう。
今年は特に
「父が夏を越えられますように」
「誕生日を迎えられますように」
とせっせと通った甲斐があって
願いは叶えられた。
今日からは
「なんとか父が年を越せますように」。
長い階段をのぼった先に鎮座する社。
その奥をさらに上がると
富士見台という小さな展望台がある。
久しぶりに行ってみよう。
なんたって今日は快晴。
ところが木々の葉が生い茂り
景色も空もほとんど見えず。
そういえば以前見たときはお正月。
真冬の空だったな。
そのときは父も自分の足で
ここまで登ってこれたんだけどな。