担当している方と買い物へ。
最後にレジ横て保温されている焼き芋をカゴに。
これが大人の腕ほどもある大きさで
なぜかとても安い。
小柄な方なのに
「これ一本ひとりで食べちゃうの」と
恥ずかしそうに言っててかわいらしい。
高齢者は焼き芋が好きだ。
亡き母もいつもストーブの上で
アルミホイルにくるんだ芋を焼いていたし
父は整腸剤として好んで食べる。
一時期は消費量が多すぎて
干し芋を自作してみたほど。
そんな父は若い頃
戦時中の影響下で
芋やカボチャばかり食べていたから
もう食べたくないと言って
手をつけない時期があった。
それでも歳をとってくると
慣れ親しんだ食べ物はむしろ懐かしく
大好きなものとして
身体が思い出すんだろう。