空いている車内。
たまたま隣に座ったご婦人たちの会話が耳に入る。
「息子なんてあてにならないから」
「子どもだからって期待しちゃだめよ」
「自分のことは自分でなんとかしなきゃ」
白髪でキリリとした物言いの高齢女性が
子どもたちが自分の面倒を見てくれないことを嘆き
一緒にいる後輩?女性の方々に諭している。
子どもがいても
配偶者がいても
家族親族たっぷりいるのに
みんな頼る人がいないおひとり様。
私の仲間たちもそれを心配して
自分の人生のしまい方を悩んでいる。
期待していた子どもにに裏切られるのはつらいだろう。
自立心のあるキリリとした女性だからこそ
「あてにしちゃだめよ」って
強く言い切れることかもしれない。
それも強がりかもしれないのだけれど。