こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

目の前の人がすべて

自分にできることは本当に小さくて

目の前で 手の届く人にしか

できることはないのだとつくづく。

 

でも逆にその事実のおかげで

膨大な「情報」という名の何かに

混乱させられそうになるのを

避けることができる。

 

私の知らない人にできることはないし

私の見えないところにいる人のことは分からない。

 

うっかり心を揺さぶられそうになるニュースも

「それは私の責任ではない」と分かれば

「知らんがな」「関係ないし」と

適切な距離を保てる。

 

スマホもPCも通さずに

私は私の手の届く人にしか

できることはない。

 

目の前の人がすべて。

今ここにあるいのちがすべて。