人の生死に関わるときとか
もう後がないっていう絶体絶命のときは
どういうわけか不思議な流れに乗る。
昨日の松居一代さんもブログに書かれていたが
ほんの数分遅れていたらなかったはずの
ありえない奇跡がつながっていく。
母が亡くなったときもそうだった。
なぜあんなところに運よくタクシーが来たのか。
行きも帰りも真夜中の人も通らない場所に
たまたま通りがかったタクシー。
ああいうときって
たぶん別の大きな力が
明らかに働いているんだろう。
絶対にたどり着かなければ
という念が呼ぶのかもしれないし
亡くなった側が「早く来て」と
何らかの力を発揮するのかもしれない。
いずれにしても
そうなるべくしてなる奇跡は
人のいのちを前にして確実に起こる。