こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

なぜことが起きるまで動かないのか

一年前から私はチクチク言ってきたし

半年前の全員集合のカンファでは

春から介護ベッドを入れる話だったはず。

 

それを全部スルーしていたのに

ここにきて夏も終わろうかというときに

「エアコン設置できませんかね」

「お部屋にダニが発生したので来月介護ベッドを・・・」

 

・・・なんで最初に合意したときに

予定通りやらないのか。

 

そういう人っているよね。

私は病的な心配性なので

あらゆる準備を先読みして整えるんだけど

ことが起こってからでないと

動かない人っている。

 

父がそういうタイプだった。

前後のこともお構いなしで

ただその瞬間自分が快適ならいいという。

まあ自閉症もあって

他人のことまで考える力はない人だった。

 

母は私と同じタイプだったから

いつも父のことを

「泥棒を捕まえて縄をなう」と

盛大に嫌味をくり返していた。

意味を知らない父には

馬の耳に念仏だったけれど。

 

母がただ心配しておろおろするのを見てきたから

私は病的に準備して整える質になった。

だからこそ そこに

「突然やって来て目の前の出来事に反応する」

っていう父みたいな人に

登場されるのがつらい。

 

全部をかき乱されて

結局その人の

行き当たりばったりに

付き合うはめになる。

 

あんなに準備したのに。。。

ってひそかに思いながら。

 

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