先日誕生日を迎えまして
登録年齢上限を越えたため
骨髄バンクの登録が
自動的に抹消になりました。
前日の23時59分までは
可能性があったけれども。
約20年の活動でした。
骨髄提供をしたのは一度のみ。
もう一度のチャンスは使いきれず。
それでも
自分の細胞が他人のいのちを救うというのは
強烈な体験でした。
私の造血幹細胞に
一人のいのちがかかっている
どうか助かってほしい
まだまだ一緒に生き抜いて
顔も知らない患者さんが元気になるように
日々祈っていたのを思い出します。
後日
患者さんから届いたお手紙は
今でも大切にとってあります。
骨髄提供手術の当日はテレビ取材され
体験談「手紙」が大賞を受賞し
「二度目の手紙」はラジオ朗読されました。
私の人生の歴史に
なくてはならない物語。
今一度 読んでいただきたい作品です。