朝日が昇るあたりの夕方はピンク。
調味料や食品類の入れ替えも徐々に進み
介護バージョンからもとの私好みの暮らしに
ほぼほぼ置き換わった。
介護中はやることに追われて
まともに食事もとれなかったし
ましてや食品の質とか食器について
考える隙は一ミリもなかった。
月牡牛座の自分にとっては
食が雑だと本当につらく
普段の介護に加えて
ストレスに輪をかける日々だった。
しかもその現実は
自分が選択し作り上げているという矛盾。
入れ替えが済んでしまえば
基本粗食なので大したコストもかからない。
野菜やキノコを干したり
麹や酒粕に助けられる日常。
淡々と修行僧のようなルーティーン。
自分で決めたルールを日々踏襲していく。
これはセロトニンが出る暮らし方。
こころが安定して腹が座る。
そんな中ふと
「食事って特別楽しいことでもないんだな」と思う。
身体によい食事は華やかさはないし
昨日と今日でさほど変わらない。
「ワクワクして待ちきれない」なんてこともない。
そうこれがドーパミンを出さない暮らしなのだ。