山陰出身ながら皿鉢料理みたいに
豪快な山盛りの御馳走を
作っていたのが母のおせち。
鯛も海老も大きくて尾頭付き。
とにかくお正月らしく盛大に。
今年はカレンダーの関係で
プラごみの回収が年末年始
なんと二週間も空いてしまうので
早めの買い出しへ。
とはいえ
父は完全介護食で食欲もなく
柔らかいものなら気まぐれに食べるかも
くらいの感じなので
買い出しはそこそこに
ちょっときれいな器を買った。
去年まではまだ母のおせちをついで
大量に買って大量に作る
を踏襲してきたけど
もうその必要もないんだなと
普段とさほど変わらない
買い物カゴの中を見てふと
父の老いをつくづく。